2015/03/02 587

. トニー ベネット .

この頃、テレビのニュース番組をみることが苦痛です。
中学生リンチ殺人、イスラム国による人質殺戮。殺伐とした映像に吐き気を覚える
日々です。
こんな日はテレビを消して音楽を楽しむのはいかがでしょうか。

50年近く前からの私のお気に入りのシンガー、トニーベネット。
「思い出のサンフランシスコ」が大ヒットしたジャズ界の大御所。
現在85才を超えてなお、ますます艶が増す歌声に驚きです。

彼のアルバム「デュエット」は大物スター歌手達とのコラボレーション。
ポール マッカートニー、ビリージョエル等とのジャズスタンダードのデュエット
集。
レジェンド、トニーへの歌手たちの尊敬がひしひしと伝わる名盤です。

続編の「デュエット2」は録音風景がライブ映像で楽しめます。
ノラ ジョーンズ、シェリル クロー等との共演はウキウキするほどの幸せ感に満ち
ています。
この名盤のスピンオフとして生まれたのがレディ ガガとのデュエット盤「cheek
to cheek」。
今年のグラミー賞候補作にも選ばれました。

トニーの素晴らしさは言うまでもありませんが、驚かされるのがレディ ガガのう
まさです。
さすがジャズ出身。歌ごとに声質、表現を変え、まるで別人の様。
並のアイドルとは一線を画した、ガガの只者で無い歌手ぶりも楽しめる名盤です。

孫ほどの年の離れた歌手達との共演で健在ぶりを示したトニー。
還暦程度はまだまだ老け込む年ではないことを教えられた歌声でした。


2015/02/23 586

. WIFI環境 .

今年度最後の三重県経営戦略会議が先週の土曜日開催。
次年度をにらみ、多岐にわたる問題が議論されました。

海外観光客誘致で私が提案したのは、無線LANの充実です。
どこでも誰でも簡単にアクセスできるIT環境。
先日の海外旅行での体験からの発言です。

今まで、海外での携帯電話はパケット料金フリー、所謂海外版パケ放題を選択して
いました。
超高額にはならないまでもそれでも一日千円単位の料金。
帰ってからの料金請求書が憂鬱でした。
今回は思い切って電話のみのセットを選択。あとは外地WIFI環境頼みです。

しかしこれが大正解。移動中を除けばほとんどの場所でネットが繋がりました。
ホテルはもちろん、観光施設、レストラン。ほとんどがWIFIは無料です。
しかも日本のようにパスワードをいちいち入力の必要もなし。
スマホでのグーグル検索やラインの使用も日本に居るよう。
まさに快適なIT空間です。

海外ではもともとネットはフリーが原則です。
日本に来る海外からの観光客が最も困るのがネットの繋がりにくさ。
WIFIが有料とは信じられない環境です。

日本で最も無料でネットがつながるのは実は三重なんです。
県の海外観光客誘致戦略の意外なキーワードなのかもしれません。

2015/02/16 585

. オール インクルーシブ .

先週から娘の嫁ぎ先のカナダに来ています。
−15度というとんでもない極寒の季節。
そんななか、娘夫婦からの誘いで避暑ならぬ避寒旅行に同伴しました。

着いたところはメキシコのカンクーン。中米屈指のリゾート地です。
カリブ海の群青色の海、25度の別世界へトロントからわずか3時間半。
マリアッチが流れる陽気な雰囲気に心まで溶ける思いです。

この地のホテルライフの特色はオール インクルーシブというシステム。
料金にホテル内の食事、アクティビティ、何とゴルフ料金まで全て含まれたパッケージ。
十数カ所のレストランはアルコールも含め全てフリー。チップ1ドルでokです。
しかも我々のホテルは大人オンリー。子供の歓声もありません。
このチェーンでは家族連れ専用のホテルも用意されており、至れり尽くせりです。

アメリカ本土、カナダ人のアッパーミドルクラスが常連客。
カリブ諸国との所得差がこのシステムの底辺にあります。
数十年前から導入されたこの方式はいまではバハマ、キューバ等に広がり大人気。

考えてみれば、このシステム、アジアの国々でも採用可能。
このビジネスモデルの基本はホスピタリティーと食の安全、充実です。
その点では中国はちょっと無理。タイ、ベトナムの出番かもしれません。

気になる料金はトロントからの往復航空券と4泊分のホテル代すべて込みで一人17万円弱。
予約を気にせず、何も考えない時間の代金としては、お値打ちなのかもしれませんね。


2015/02/09 584

. 競輪観戦 .

ロータリークラブの職場例会で、久しぶりに四日市競輪場を訪れました。
数年前にも同様の企画で、来賓席からレースを観戦したことがあります。
今回はナイター競輪でしかもレディース競争もある特別開催。

バスで競輪場に到着後、まずは車券の買い方の説明。
競輪選手OBの懇切丁寧なレクチャー。
連単、連複、3連単、ボックス買い等ロータリークラブの紳士、淑女には初めて聞く言葉ばかり。
しかも慣れないマークシート方式で悪戦苦闘です。

来賓席には専用の車券売り場があるのをご存じですか。
もちろん的中した場合の払い戻し窓口も専用。
一般客と顔を合わすことはない仕組みになっています。
しかもこの部屋は団体貸し切りも可能で使用料はタダ。
冬は暖房、夏は冷房の快適さ。
お弁当を食べ、お酒を飲みながらの予想。
団体の懇親会には盛り上がること請け合いです。

肝心のレースですが、あっという間に決着。
その後、次レースまでが30分のインターバル。
予想と投票の時間といえばそれまでですが、なんともまだろっこしい運営です。
もっとスピーディーにいかないものでしょうか。
競輪の衰退の原因の一端を垣間見た気がします。


さて当日の収支ですが、3レースで投資金額6000円、配当は5500円。
2時間遊ばせてもらい、500円のマイナス。まあ良しとしますか。笑

2015/02/02 583

. だまし絵展 .

推理小説好きには二通りあるそうです。
懸命に犯人探しに没頭するタイプと、ひたすら上手くだまされたいタイプ。
私はまさに後者タイプ。最後に「やられた!」と言わされるのがカタルシス。
どんでん返しが大好き人間なのです。

昨日名古屋市美術館で開催されている「だまし絵U」に行ってきました。
前回好評だった続編の展覧会です。寒い日にもかかわらず大入り。
今回は絵画ばかりではなく、映像、彫像も多数。
観客も家族連れの多いのが特徴です。
静かに鑑賞するのが展覧会のマナーですが、今回ばかりは「わー!」「ウソー」の
歓声しきり。
何とも楽しい雰囲気が会場にあふれています。

日本のトリックアートの第一人者、福田繁雄の代表作「アンダーグランド ピア
ノ」
黒い材木が積み重なっている情景が鏡に映るとあら不思議、グランドピアノに早変
わり。
何回見ても不思議なアートです。
彼のお嬢さんの福田美蘭の「婦人像」。画を見る視点を横へ移動すると、画面の婦
人の視線が動いてこちらを追っかけてきます。
まるで日本の古典絵画の八方睨みの虎の現代版。目の錯覚とはいえ、何とも不気味
です。
他にはダリはじめ、海外のトリックアートの多数の作品が観客を驚かそうと待ち構
えています。

一見何の変哲もないものが、見る角度、視点を変えるとまったく別のものに変貌す
る。
昨今の外交、経済、社会現象も同様。
広い視野で物事を判断することの大切さを知らされた、思いがけない展覧会でし
た。


新しい記事へ 前の記事へ

 

HOME