2016/07/25 658

. ポケモンGO .

ポケモンGOが日本で配信されて初のウイークエンド。

街に出るとスマホ片手にキョロキョロの若者がゾロゾロです。

四日市の公園はイベントがあるのかと見間違うくらいの人だかり。

「書を捨てて街に出よう」ならぬ「スマホを持って街に出よう」です。


最近は電車の中で、ほとんどの若者は下を向きスマホゲームに熱中。

集団でも会話はなく、黙々とスマホいじり。

ひと昔前、昼食時に漫画週刊誌に没頭し無言で食べる若者に驚きましたが、それ以
上。

まだ漫画といえ、本を読んでいる時代の方が健全だったのかもしれません。


この現象、企業が黙って放っておくはずはありません。

集客に利用する飲食店、繁華街の町おこし等々、早くも対応策の議論がしきり。

果ては引きこもり対策に有効との声も出始めました。


歩きスマホの危険性は言わずもがな。無断で侵入禁止区域に入ることも懸念されて
います。

それよりもっと問題なのが時間の使い方。

日なが歩きながらスマホゲームに熱中しては、立ち止まって考える時間は取れませ
ん。

選挙期間中、演説会場にポケモン欲しさの若者を誘導する危険性さえ感じます。

そんな若者を最後に投票場に集めることなど至極簡単なことになりそうです。

たかがゲームと侮れない、ポケットならぬビッグモンスター現象が出現しました。


2016/07/19 657

. とと姉ちゃん .

NHK朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」が快進撃。

折り返し点を迎え、いよいよ佳境を迎えました。


このドラマのモデルは雑誌「暮しの手帖」の社主大橋鎮子。

名編集長花森安治との二人三脚の雑誌作りがいよいよ始まります。


子供の頃の我が家にも「暮しの手帖」があり、母の愛読書でした。

この雑誌の売りは商品テスト。多数のメーカーの商品を比較し、点数を付け公表。

大手も中小も関係なく、めった切り。多くの読者の商品購入の参考にされました。


こんな企画ができたのは広告を一切掲載しないという社の方針。

スポンサーへの配慮なしにテストをするという大胆な企画。

信頼性を優先し、広告収入は二の次という姿勢が読者の共感を呼びました。

二番煎じの雑誌はあまた出ましたが、全て商業主義。

商品テスト欄の横にその商品のコマーシャルでは信頼性ゼロです。


広告収入によらず、視聴料に支えられているNHK。

この会社の方針は信頼性より公平性。

固有の社名、商品名は一切出しません。

当たらず障らずで、連想させる迷商品名を考案。

何かがあればそれは視聴者の判断、思い込みという一歩引いたスタンス。

「暮しの手帖」をとりあげながら「あなたの暮らし」というドラマ中の雑誌名もその象徴かもしれません。



2016/07/11 656

. 戦いすんで .

参議院議員選挙終了。

戦前の予想通り、改憲勢力が3分の2を占める結果となりました。


今回の選挙速報をテレビで見ていると、当確の出るスピードの速さに驚きです。

開票前の番組オープニングで早くも多数の当確。

出口調査の効果と取材の成果を各局競いあっているようです。


NHKの当確が最も早い段階で点滅。

バラエティー化された民放の報道姿勢がむしろ慎重でした。

年代、支持政党別の投票行動等、綿密な出口調査がなされた結果なのでしょう。

こうなると、開票そのものは後追い認証。

出口調査を裏付けるための儀式のようです。

まさにマスコミ主導の政治ショー


普段の政治アンケートの回答率はせいぜいが60%程度。

それが選挙に限れば、接戦の一人区までほぼ正確に予想。

この正確さは、投票をした人のみを調査した回答率の高さの結果なのでしょう。

同じ出口調査でも、先日のイギリスの国民投票の結果とは大違い。

律儀にマスコミの調査に答える日本人の姿が浮かんできます。


むしろ棄権した約半数の国民の思いが気になります。

政治家はその意見をどう政策に生かすのでしょうか。

声なき声を調査する方法、だれか開発してくれませんか?



2016/07/04 655

. ドラゴンズ会 .

先週の土曜日は三重ドラゴンズ後援会のドーム観戦。

60余名の会員が中日、阪神戦を楽しみました。


今年は広島カープが首位を独走。

残りの5球団は全て借金の団子レース。我がドラゴンズも2位から5位を行ったり来たり。

一強五弱の戦況に応援に力も入ります。


対戦相手の阪神も負ければ自力優勝が消滅する崖っぷちのゲーム。

中日は福田選手の同点ホームランで同点にするのが精一杯。

歓声がため息に。敗戦に肩を落とす残念な結果となりました。


テレビ観戦では味わえないライブで見るファンの集い。

フォアボールにも大歓声。反面チャンスでの三振にはブーイング。

見知らぬ人とホームランにはハイタッチを交わし、抱き合います。

ビールも思わずすすむのが生観戦の醍醐味です。


この光景、何かに似ていると思えば、今真っ盛りの選挙事務所の開票風景。

票が伸びれば歓声と拍手。ライバルに抜かれると沈黙とため息。

結果、勝利となれば万歳の嵐、負ければ無言でいつの間にか事務所は人影まばら。


すごすごと球場を後にする我らファンの背中に、参院選挙候補者のスピーカーの声。

セリーグ同様一強他弱がささやかれる政治情勢。歓声か落胆か。

選挙までいよいよあと一週間 となりました。




2016/06/27 654

. EU離脱 .

イギリスのEU離脱の衝撃が世界を駆け巡りました。

これからの世界の為替、株価は果たしてどうなるのか。

本日の東京の市場に世界の注目が集まります。


リーマンショックの再来、いやそれを上回る悪夢の始まりという人もいます。

サブプライムローンの破綻に端を発したリーマンショック。

今年のアカデミー賞脚本賞を受賞した映画「マネーショック」に事の顛末が詳しく
描かれています。

底の見えない恐怖にパニック売りが重なり、株価はアッと言う間に半値。為替は1
ドル80円を切る展開となりました。


EU離脱まで2年から10年ともいわれる猶予期間。それまでのロードマップは既に
規定で決められています。

そのモラトリアムをどう活かすか。G7の首脳の力が試される時です。


今度の国民投票でイングランドとスコットランドの態度の差が明らかになりまし
た。

英国からの独立運動がスコットランドで再燃。単独でEU参加も噂され、情勢は混沌
としてきました。

議会制民主主義の国、英国で直接国民投票。その結果の温度差に世界は茫然としま
した。


フランスボルドーワインの最大の輸入国のイングランド。

世界のウイスキーをリードしてきたスコッチの故郷、スコットランド。

関税障壁の無かったEU内の左党にとっては、酔い覚めの悪い、なんとも複雑な今回
の離脱劇となりました。

願わくは世界が果てしない悪酔いに苦しむことのないことを祈るばかりです。


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